活動報告

白石としたか

お盆と戦争

お盆になると、第二次世界大戦のことに心を奪われてしまいます。

私は大学時代に数多くの戦争経験者から見聞し、歴史の研究をしておりました。
強く印象に残ってるのは、多くの責任感の強い優秀な人材を失ったこと。一方で、戦争を煽りながら、敗戦した途端に責任転嫁し、アメリカに擦り寄った人間が多いということ。

軍部の中でも、対米戦に反対した人達は多いようでした。
しかし、軍部内もマスコミも世論も強硬派の方が多く、戦争への道へ進んでしまった。
反対派は同調圧力で非国民とされ、反対できない風潮だった。

敗戦後、戦争を煽った多くが豹変し全ての罪を、指導者達に押し付けた。
指導者達が罪を被るのは当然として、私が疑問なのは同調圧力で戦争を煽った人達(マスコミや世論含めて)の責任は?ということです。

反対した軍人の中には、処罰や左遷されたり、望まぬが軍命令に従い全身全霊で戦い戦死したり、嫌がらせで激戦地に追いやられ戦死したり、様々だったと聞いてます。

特攻隊の大西中将や、ミッドウェー海戦での山口中将を始め、多くの部下を死に追いやった責任を取って自決した優秀な上官が相当数いたと聞いてます。

一方で、無能が故に部下を死なせながら、他人に責任転嫁し、アメリカに魂売って要職に就いた不届者も数多くいると恨み骨髄の話も聞いてます。

昨今の政治とカネにおける無責任体質は、戦争で責任感ある人材を失い、アメリカに擦り寄った影響だと残念で仕方がありません。

国民を巻き添えにする戦争は絶対にすべきではありません。
だからこそ、将来に渡り、安易に戦争への道を進まぬよう、万が一に備え戦争に賛同する人間こそ、責任を取ってもらう法整備を整え、戦争に賛同させない体制が必要と考えます。

選挙も同じであり、本人の意志ならばともかく、他人に無謀な負け戦を強いる責任は非常に重いです。

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