日本は急激な少子化、現役世代の減少を原因とする働き手不足、超高齢化、国民負担率（税・保険）の増加による手取りの減少、世界における地位の低下など、改革を先送りしてきた戦後政治の結果が、表面化してきております。物価高騰も世界における日本人の所得低下が原因です。

第二次ベビーブーム（団塊ジュニア）後の出生数の低下による人口減少、医療の発達による超高齢化、米ソ冷戦が終結しグローバル競争が激化したことによる日本人の所得減少、中国始め当時の後進国の台頭。これらは、私が高校３年生であった１９９３年には一部の有識者が将来を危惧し大改革を唱えておりました。

私が政治を明確に志したのは、まさにその頃です。将来の日本の衰退が目に見えながら、一部の政治家を除き、大衆迎合、党利党略、役職の奪い合いに明け暮れ、一方では敗戦で魂を抜かれてアメリカや中国には物を言えず。世襲ばかりで苦労も志も足りない政治家達に日本は任せておけないと憤慨し政治を志しました。

大学時に自立し、全ての生計を立てた経験から世の理不尽さを知り、憲法（自由と権利ありきで義務と責任を軽視）が必ず国家財政と精神性を悪化させると憂慮し続けております。

その後、３０年が経ちました。危惧していた通りになってしまいました。
政治家とは国民の代弁者であるだけでなく、「国家百年の計」を掲げて国民を先導するものだと考えます。そのためにも、私心に左右されないよう常に自己鍛錬し、国民に正論を訴え、改革すべきは改革して国を成長させ、次世代に繋げることだと考えます。

市議・県議として１８年以上経ちました。政党に依存せぬよう１０年近く完全無所属を続け、安倍政権による戦後レジームからの脱却（憲法改正）に賛同して自民党に入党、今では県の重要な役職を任される立場になりました。中央集権である日本において、県議では、思いを十分に実現できず忸怩たる思いを抱きながらも、今の立場でできる県の政策実現に尽力しております。

私も５０歳になりました。市議県議の経験から地方行政に精通し、徹底した現場主義から国の制度の不備と改善策を誰よりも熟知している自負があります。

満を持して、衆議院議員を目指します。国政で働くことは高校時代からの念願であり、信念の強さは誰にも負けません。

私は政治家である前に志士であります。いつ散るか分からぬ人生、あの世で見ている尊敬する先人達に恥じぬよう人生を全うする所存です。